チャイとは
チャイ(Chai)とはインドを中心とした周辺の国々で愛飲されている、ミルクティーのことです。
日本で一般的に「チャイ」と呼ばれているものは茶葉にスパイスを加えたものである、マサラティー(Masala)のことになります。
チャイの原料
材料は主にただのチャイティーなのであれば、紅茶に使われるようなアッサムなどの茶葉だけで、
マサラティーであれば茶葉にクローブやカルダモン、ジンジャーやシナモン等の
スパイスを加えた「チャイマサラ」というミックススパイスを使用します。
チャイに使用される茶葉はCTCと呼ばれる、「葉をつぶしてにぎり、丸める」という
特殊な製法の一つにより加工されているそうです。
しかし、チャイの起源とはインドがイギリスの植民地であった時に、
イギリスへの輸出のために、
インドで生産された紅茶の茶葉の残りカス(ダストティー)を
上手く用いるために考え出されたことだそうなので、CTC製法というものは、
わざわざその残りカスの茶葉を再現するために考案されたものであろう、おかしな製法であると思います。
チャイとインドの植民地時代
チャイの製法はインドの植民地時代に、インドの人々がイギリスの植民地政策に苦しむ中で
例え、正規品の紅茶の茶葉の残りカスの茶葉であっても、
当時のインドの人たちが苦渋を伴いつつも、茶を工夫して効率よく美味しく飲むために考えだされた製法だったのでしょう。
しかし、皮肉にも現代ではチャイのそのような歴史よりも、もの珍しさや、
ミックススパイスであるチャイマサラが使用されている、チャイマサラティーのようにスパイスを上手く取り入れていることが着目されていて
欧米はもとより日本でも様々なメーカーによりチャイ商品が開発され普及してきていると思います。
チャイそのものだけではなく、
物事の背景や歴史を勉強するとより一層、愛着がわいてきますね☆
そしてそういうものはチャイだけではありませんよね。
マコイ式チャイマサラティの簡単な作り方
材料
紅茶:約1.5g
水:約200cc
ミルク:約400cc
チャイマサラ:約10g(シナモン1本、カルダモン3か4粒、クローブ5、6粒)
作り方
1. シナモン1本、カルダモン3か4粒、クローブ5か6粒を用意し、コーヒーミルなどを使ってすり潰して、ミックススパイスであるチャイマサラを作ります。
2. 鍋に水を入れ沸騰させてからチャイマサラと紅茶を入れます。
3. 約1分くらいフタをして浸透させます。
4. ミルクを入れてさらに過熱し、沸騰したらできあがりです。
5. 紅茶の茶葉やチャイマサラの茶葉やスパイスをこしとるために、茶こし等を使いカップに注いで下さい。
その他:生姜をお好みの量を加えると一層、深い味わいになります!!風邪や冷え症に効くそうです。
チャイまとめ
チャイは日本でも例えばスターバックスのような、飲食の巨大企業により
チャイはメニューで展開されているとはいえ、まだまだ知名度は低いと思います。
いつかどこにでもある道端の飲料水の自動販売機で買えるような時代が来ればと願っています。
いや、広めたいと思います☆
SPICY MAKOOYはチャイの伝道師としての活動にも力を入れて行く所存です!!!
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