ナツメグは強烈なスパイスだけど、カレーなどでは欠かすことは出来ないおすすめスパイス☆そのナツメグについて。

ナツメグは強烈なスパイスだけど、カレーなどでは欠かすことは出来ないおすすめスパイス☆そのナツメグについて。

ナツメグとは

ナツメグとは丸い形をした直径2〜3cmの大きさの種子状のスパイスで、インド料理やカレーなどには欠かせません。

ナツメグの原産地

ナツメグの原産地は東インド諸島やモルッカ諸島の方になります。

ナツメグの呼称

ナツメグは英名でNutmegです。

和名ではニクズク(肉荳矩肉荳)とも呼ばれます。

ナツメグの主な植物学上の分類と外観

ナツメグはニクズクの木から取れるスパイスであり、植物学上ではニクズク科ニクズク属です。

ニクズクの木は高さ12m以上になる常緑樹です。

ナツメグの図

引用元:wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%B0

ナツメグの食用として主に利用される部分

ニクズクの木になる実の種子の中の核の部分がナツメグです。

ちなみに種子の周りには赤い模様の皮が付いていて

その部分は主に乾燥させてから「メース」というスパイスとして利用されます。

ナツメグの薬用として信じられている効能と成分

ナツメグは東洋医学ではリウマチや気管支炎、胃腸炎などの薬として使用されるそうです。

成分は主に、ミリスチン、カンフェン、オイゲノール、ピネンなどの成分が含まれているそうです。

ミリスチシン:大量に摂取すると向精神作用があるという成分

カンフェン:香料などとして使われる成分の一つ。

オイゲノール:ツーンとした香りが特徴的で、クローブやバナナなどにも含まれる成分。

ピネン:松などの針葉樹にも含まれる成分。

ナツメグが使われている料理と風味の特徴

ナツメグはカレーはもちろん、ハンバーグやシチュー、オムレツ、グラタンなどにも使われています。

ツーンとした香りが肉の臭い消しなどになります。

ナツメグの簡単な使い方

ナツメグは直径2〜3cmほどの大きさなので擦り下ろして使うのが多いと思いますが、

ナツメグは昔のヨーロッパでは自分専用の小さな下ろし金、つまりマイ下ろし金!とともに持ち歩いて

外食時やお酒を飲む時などに愛用されていたことがあったそうです。

そのようにナツメグをマイ下ろし金と一緒に持ち歩いて、外食などで使うことも楽しいでしょう!

下の私のナツメグ擦りの映像では、無印良品製の小型下ろし金で挽いています。

ナツメグを何回か手から滑って落としてしまうところは温かく見守りください 笑

ナツメグの取り扱い注意点

ナツメグは擦り下ろして粉状にしてしまうと風味が落ちやすいので、粉状にした時は直ぐにガラス瓶などの密封容器に入れて下さい。

そしてナツメグを摂取しすぎると幻覚を見たり眠気をもよおしてしまうそうなので気をつけましょう。

特に妊婦の方は注意が必要です!!

普通に食用として売られているスパイス製品の取り過ぎで幻覚!?となかなかのインパクトです。

ナツメグ製品の入手方法

ナツメグの使用されている製品は主にスパイスとしてや、カレーなどの食品ですが

ナツメグは美容関連のエッセンシャルオイル(精油)製品などとしても発売されています。

ナツメグとの出会い

私のナツメグとの出会いは、最初はナツメグのパウダースパイスからでした。

「なになに、肉料理との相性が良いスパイス?」との見出しには目もくれず、

ただひたすらカレーに入れるというより、カレーにかけて食べていました。

肉料理との相性が良いこともあり、肉入りのカレーには確かに良いです。

それはナツメグに含まれる成分であるオイゲノールなどのツーンとした香りが、人の食欲を掻き立てているからなのだと感じました。

ナツメグは「摂取しすぎると幻覚などの症状があらわれてくる」という麻薬的な性質は、

人の食欲という「本能」をゆり動かしているのかもしれませんね 笑

あなたもナツメグの丸い種子を手にとって香りを嗅いでみると、魅了されてしまうことでしょう☆

 

 

 

 

 

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macoo777
農家 スパイス・カレー農業ブロガー、猫信者。

大学卒業後、社会人としては主に販売職を経験し、その後農業に興味をもち埼玉の片隅で新規就農。

屋号を「ふらっと農産」と命名し

埼玉県の片隅で個人でたった一人でフラフラっと農業をやっております。

いわゆる「しょぼい起業」の一種です。

過度には考えすぎず人には押し付けず

「楽しく!気楽に!偏らずに!」健康に気を使い、食を考え追求して行くこと」がモットー。

意識真ん中な人間です。

最近は盆栽や鉢植え、多肉植物も育てています!!

ベトナムが好きで、日越友好の架け橋を目指す。
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