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ウコンとは
東南アジアを始めとして、日本では沖縄などの南のほうで栽培が盛んな作物。
カレーやエスニック系の料理には欠かせない、色味や風味を付けるスパイスとして重宝されています。
日本でウコンとして一般的なものは秋ウコンです。
日本ではあのハウス食品の栄養ドリンク「ウコンの力」の原料としてお馴染みです。
ウコンの原産地
インドを中心とした熱帯アジアといわれています。
ウコンの呼称や語源
ウコンや秋ウコン、ターメリックの他にインディアンサフラン(インドのサフラン)や鬱金(うつきん)。
インドではハルデイ(Haldi)、沖縄方言ではウッチンなどの呼称や、
鮮やかな黄色である鬱金の読みがやわらかくなって「ウコン」と言われるようになった説などがあります。
ウコンの主な植物学上の分類と外観
ウコン(秋ウコン)はショウガ科ウコン属という分類にあります。
ショウガ科では他に生姜やサトイモなどもその仲間です。
サトイモと近いというのはちょっと驚きですね!
他に黄色ウコンや紫ウコン(ガジュツ)といったものもありますが、
種類としては別になるそうです。それはウコンと生姜のような違いになるのかもしれないですね。
ウコン類の作物は苦みはありますがウコン類の中でも秋ウコンは苦みが少ないです。
ウコンの図
引用元:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B3%E3%83%B3#/media/File:Curcuma_longa_-_K%C3%B6hler%E2%80%93s_Medizinal-Pflanzen-199.jpg
ウコンの食用としての利用部分と方法
ウコンの食用部位は根茎の部分で、ショウガのように皮をむいて擦りおろし、
お湯にとかして飲んだり、刻んで乾燥させ粉末(ターメリックパウダー)で使う方法が一般的です。
ウコンは強烈なほどに色素が黄色く、様々な料理の色味をつけるために大活躍です。
独特の土臭い風味がありますが、それが逆に料理の旨味を引き立てます。
アジアンエスニック系料理にはなりますが煮物、炒め物、汁物、揚げ物を中心に良く使用され、日本ではカレー粉の原料として有名です。
加熱をする料理での使用が望ましく、使うと味と見た目ともに引き立ちます!
独特の土臭い香りは加熱することで弱くなります。
他、たくあん等の天然の着色料としても使用されたり、サフランの代用としてもヨーロッパでは使用されます。
サフランよりウコン(ターメリック)の方が安価だからでしょうか、
独特の土臭いような香りはサフランライスの代用としては気になるとは思います。
ウコンの食用以外での利用方法
衣料の染料としてやインドや東南アジア、
昔の沖縄などでは薬草として火傷や切り傷、肌のケアのための外用薬、
内臓疲労の軽減、炎症緩和や肝機能の増進や、気管支炎のための服用薬として利用されています。
ウコンの薬用として信じられている効能と成分
ウコンに含まれる代表的な有効成分は、黄色い色素成分のクルクミンや精油成分のシネオールやカリウムであり、
それらが内臓疲労の軽減、炎症緩和や肝機能の増進に効くそうです。
そしてカリウムは利尿作用があり、塩分を排出させることで血圧を下げる働きがあるそうです。
肝機能の増進に効果があるとういことは、二日酔いに効くことになるので、
あの「ウコンの力」などが発明されることになったのでしょう。
ただしウコンは取り過ぎると肝機能障害等を引き起こし、
逆に肝臓を痛めてしまうことがあるそうなので、特に肝臓に障害がある方は注意が必要です。
ウコンに限らず何事も取りすぎはいけないことだと思います。
ウコン製品の紹介
ウコン、ターメリックが使用されている製品で一般的なものは
1.カレー
2.ターメリックパウダー
になります。
ウコンとの出会い
秋ウコンは私が就農するきっかけとなった作物のうちの二つ目の作物です。
それはある車の営業の方が「植えるとボコボコ土の中で増え、病害虫にも強い作物がある」との話を聞いたことからでした!!
私が育てたウコン↓
私のオリジナルターメリックパウダー↓
あのショウガみたいな見た目をしていて、切ると中身が黄色く、
なんか土臭い感じの独特の香りがする物体はカレーを始めとして、アジア系のエスニック料理にはホント欠かすことのできない材料の作物です!!!
しかし、加工品ばかりが出回っていて青果として、現物品が一般的にあまり出回って
いない状況です。
世間一般でのウコンの青果での認知度は低くく、残念だと感じるので、
私はウコンの世間一般での認知度を高めるために頑張って行きたいと思います。
それだけ価値の高い作物だと思うからです☆
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