Contents
オールスパイスとは
カレーやスープ、ケチャップやソーセージ、ピクルスからジャムケーキ等でも使用されるスパイスの一つです。
オールスパイスの原産地
オールスパイスの原産地は中南米の方になります。
オールスパイスの呼称や語源
オールスパイスは別名「ジャマイカペッパー」。
そして、なぜ「オールスパイス」と呼ばれるのかというと、
クローブやシナモン、ナツメグを混ぜたような香りということからそう呼ばれるようになったそうです。
東洋では「百味胡椒」や「三香子」とも呼ばれます。
オールスパイスの主な植物学上の分類と外観
オールスパイスは主な植物学上の分類ではフトモモ科に属する植物です。
外観は5から9mの樹高の樹木に南天や山椒の実のような実ができます。
オールスパイスの図
オールスパイスの食用として主に利用される部位
オールスパイスの食用部位はその実の部分であり、南天の実や山椒の実ののようにみえます。
ホール(実物)の状態のまま酒類やピクルスなどの漬物類の香り付けに使われることがあります。
オールスパイスの薬用として信じられている効能と成分
クローブなどに含まれているオイゲノールという成分が主に含まれています。
それは糖尿病予防にも良い効果があるという可能性が示されています。
南米の古代マヤ文明時代にはオールスパイスは、遺体の防腐剤として用いられていたそうです。
オールスパイスが使用されている料理と風味の特徴
カレー粉の原料スパイスとしてはもちろん、
シチューやハンバーグやソーセージ、ピクルスなどの料理から、
トマトケチャップからソースなどの調味料としてやケーキなどの菓子類へも使用され幅広いです。
クローブやナツメグやシナモンが混ざり合わさったような風味や香りがあり、スパイシーであるが甘くて爽やかです。
オールスパイス製品について
基本的にはオールスパイスが使われている製品で有名なものは、日本ではあまり見かけられません。
ほとんどがオールスパイスパウダーばかりです。
ジャマイカ産のものが最高級品とされています。
しかし、個人的な経験になりますがこだわりのある良心的なパン、
お菓子屋さんなどでは使用されていて、明確に示されているものもあります。
オールスパイスとの出会い
私は最初オールスパイスを見たときに
「何だ?オール(全部)のスパイスって!?」
という感じで面食らった感じになりました。
しかし、実際に使ってみると甘酸っぱく爽やかな風味で、
確かにシナモン、ナツメグ、クローブが混ざり合わさっているかのような風味があり、
一つのスパイスで数種が味わえるとても贅沢なスパイスだ!!と感じました☆
カレーはもちろん、様々な料理に合うと思います!!
私は魚のムニエルや汁物に使うことが多いです。
こんな贅沢なものはなかなかありません!!
きっとあなたのお気に入りの一つになると思いますよ☆
LEAVE A REPLY