市販の日本のカレー用のカレールゥはもう飽きた!スパイスから作る、和風カレーは最高☆

市販の日本のカレー用のカレールゥはもう飽きた!スパイスから作る、和風カレーは最高☆

日本的なカレー、和風カレーをスパイスからつくってみよう

日本のカレー。

それはニンジン、じゃがいも、玉ねぎと肉が入っているものが日本では一般的ですよね。

ただ、日本でカレーというと市販のカレールゥをポンと入れてつくるものというイメージで

原料のスパイスからわざわざ日本的な和風なカレーをつくるなどと考える人は少ないでしょう。

スパイスからつくる和風なカレーってどんなの?

日本のカレーとはそもそも旧日本軍が海軍の食事として採用した「欧風カレー」がルーツと言われていますが、

日本的な風味を出したいのであれば、醤油やミリン、味噌などを加えるのが良いかもしれません。

ちなみに、私は醤油とミリンを使用しています。

乾燥スパイスの種類も基本のクミン、ターメリック、カイエンペッパーやコリアンダーだけでも良いと思いますが、

やはり、10種類ほどの乾燥スパイスでミックススパイスを作り、そこに生姜やニンニクを加えた方が風味の奥深さが増します。

油はサラダ油で良いと思いますが、代わりにゴマ油などもよいです。

そして肝心な小麦粉

日本での一般的なカレーのあのトロトロ具合。

そのためには小麦粉が欠かせません。

最近、世間ではダイエットブーム的なものによる糖質制限ダイエットの普及などにより、

健康志向な人や意識高い人、意識高い系の人々の間ではグルテンフリーといわれる、

小麦粉などに含まれる「グルテン」という成分を摂取しないというようなことが流行っていますが

小麦粉はパスタをはじめ、様々なものに使用されているわけですから、

「グルテンフリー」という流行りは、カレー好きな人や外食好きな人などにとっては不便極まりないです。

私は小麦粉の代わりに片栗粉をカレーで使用することもありますが、片栗粉は小麦粉よりもサラサラした感じで食感はあっさりしていますし、

色味も透明感が強いので、カレーのあのトロトロ感は出ないと思います。

一般的なの市販のカレールゥには添加物も使われていることが多い

一般的な市販のカレールゥには添加物もそれなりに使われています。

例えば、カラメル色素などの着色料、乳化剤、甘味料、香料、酸味料、香料、調味料などです。

着色料(主にカラメル色素)

砂糖やブドウ糖やデンプン加水分解物を原料に作られる食品用着色物。

カレールゥ以外にもコーラやソース、様々な食品に使用されます。

乳化剤

乳化剤とはわかりやすく表現するなら、水と油を分離させないようにする成分。

加工食品でも水分や油分が分離、拡散して品質が悪くなってしまうので、これらの添加剤が使用されていることが多い。

代表的なものであるのはグリテリン脂肪酸エステルであるそうで、これは合成添加物です。

他にも天然添加物、既存添加物といわれる大豆や卵から作られるレシチンや、牛乳から作られるカゼインナトリウムなどもあります。

甘味料

甘味料とには天然甘味料と人工甘味料があり、天然甘味料ではブドウ糖や果糖、オリゴ糖などがあります。

それに対して人工甘味料ではアスパルテームやアセスルファムカリウムやスクラロースなどがよく使用されています。

酸味料:

食品に酸味を付けたり、酸化防止やPH(酸性中性 アルカリ性等の水素イオンの度合い)を調整するためなどで使用される。

醋酸やクエン酸、乳酸などが有名。

香料

食品に香りや食味を付けるために使用されます。食品に使用される香料をフレーバーと呼びます。

食品以外ではフレグランスと呼びます。

香料にも天然香料や合成香料があります。

調味料

食品の調味に使用されるものです。

要するにわかりやすくいえば塩、砂糖、味噌、醬油などです。

市販のカレールゥではアミノ酸等という表記が多く、それはつまり化学的なうま味調味料のことだそうです。

うまみ調味料とは例えば、サトウキビから糖分を取り除いたカスを発酵させたりしてつくられる

グルタミン酸ナトリウムが使用されている味の素などでしょうか。

しかし食品添加物は悪者ではありません!

食品添加物は食品の品質を保持するためのものであるし、なおかつ大量生産品には欠かせないでしょう。
そして中には化学的な製造方法に基づいたものもあるので、人体に有害であるという情報ばかり目立ちますが、

かと言ってそんな情報に限って、食品添加物が人体に有害であるという科学的なエビデンス(証拠)が

はっきりしているわけでもないので、白でも黒でもなくグレーゾーンだと考えます。

けれども、

「やっぱり気になるし自分でスパイスカレーを作ってみたい!!!」

「食品添加物が使われていない自前のカレーが食べたい!」

そんな熱い想いを抱いている方にはスパイスから作る自前のカレーが本当におすすめですよ(^^)

スパイスから作る和風カレー

分量

およそ3〜4皿

調理時間

およそ1時間

内訳

材料の仕込み:約15分

炒め:タマネギ約10分 その他約炒め5分

煮込み:約30分

材料

スパイス

ドライスパイス:

クミン小さじ2、ターメリック小さじ2、カイエンペッパー小さじ2、ガラムマサラ小さじ2

フレッシュスパイス:

ニンニク2片、生姜10g+50mlの水を用意

塩:小さじ2

しょうゆ:小さじ2

みりん:大さじ2

コンソメ:1パック。無添加がおすすめ

ジャム:大さじ2(ブルーベリーがおすすめ)

トマトピューレ:大さじ10

サラダ油:大さじ5(肉炒め用に大さじ1含む

小麦粉:大さじ6

バター:一片およそ10g

水:800ml

肉:200gぐらい

じゃがいも:中サイズ3

ニンジン:150g約、中サイズ1本

玉ねぎ:中サイズ2個。1個はカレースープ用。2個目は具用。

手順 
    1. 肉の風味づけと臭い消しのため、塩とコショウをひとつまみ分ぐらいふってまぶしておく。塩コショウは分量外。
    2. スパイスを分量ごとに分け小皿にうつす。
    3. フレッシュスパイス(ニンニクとショウガ)を用意し、二つともに下ろし金ですりおろす。
    4. 50mlの水で溶いてソースを作る。
    5. 玉ねぎ一個をみじん切りに、もう一個を串切りにする。
    6. ジャガイモを角切りに、ニンジンを薄めで半月切りにする。
    7. 別のフライパンで肉を別に炒め、火を通してほぐしておく。サラダ油は分量外。
    8. メインのフライパンにサラダ油を大さじ5入れて、強火で熱する。
    9. 軽く熱が通ったら、ミジン切りにした玉ねぎ1を加え、広げ、中火にしてフライパンのフタを閉じ30秒ぐらい蒸す。
    10. みじん切り玉ねぎの色が少し茶色くなってきたら、中火で炒めつつ竹ベラで忙しくかき回し、水分を飛ばし、きつね色から飴色のになるぐらいまでに炒める。約10分間

11.そこへニンニクとショウガをすりおろし、水で解いたソースを加える

12.香りが軽くたつぐらいにからめてから、パウダースパイスを加えかき混ぜる

13.塩を入れる

14.そこへ、小麦粉を加え混ぜ込む

15.そこへトマトピューレ大さじ10を加える 11から15までの手順はおよそ5分間。

16.水800mlを加える。

17.強火にして煮立てる。

18.沸騰してきたらコンソメを入れるかくはんし、切ったジャガイモ、ニンジン、具用のタマネギを入れる。

19.およそ2分後、肉を入れる。

20.みりんとしょうゆを入れる

21.バターを入れる

22.ジャムを入れる

23約30分煮て、肉に火が通り、ニンジンとジャガイモが柔らかくなり、全体的にとろみが出来てきたら完成😆

いかがでしょうか。

レシピはあくまで参考程度にしかならないと思いますが、スパイスから作る自前のおいしい和風なカレーをお楽しみください★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT THE AUTHOR

macoo777
農家 スパイス・カレー農業ブロガー、猫信者。

大学卒業後、社会人としては主に販売職を経験し、その後農業に興味をもち埼玉の片隅で新規就農。

屋号を「ふらっと農産」と命名し

埼玉県の片隅で個人でたった一人でフラフラっと農業をやっております。

いわゆる「しょぼい起業」の一種です。

過度には考えすぎず人には押し付けず

「楽しく!気楽に!偏らずに!」健康に気を使い、食を考え追求して行くこと」がモットー。

意識真ん中な人間です。

最近は盆栽や鉢植え、多肉植物も育てています!!

ベトナムが好きで、日越友好の架け橋を目指す。
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