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台湾への旅
2019年9月に台湾へ3日間ほど旅行で行った時の話です。
私が行った台湾の場所は台北市、新北市です。
親日(日本が好きな国という意味)の国なので、日本との共通点が見るだけでも多々ありま
す。台北市では台北市の行政区や繁華街、新北市では瑞芳区の九份や猴硐へ行きました。
台湾への移動距離
台湾へは日本の東京体と2138kmの距離になるそうです。私たちは羽田空港から直行便でおおよそ4時間で着きました。
行きの飛行機の航空会社はtigerairでした。
tigerairはかわいい虎のマスコットキャラクターが印象的な台湾のLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社の意味)の航空会社です。
帰りはChina Airlinesでした。
チャイナエアラインは「China」という表記ですが台湾の航空会社で、中国の「Air China」とは別で何の関係もないそうです。
台湾旅行 1日目:台北から新北市の猴硐と九份へ
台湾に到着したところから書きます。まず台北松山空港へ到着して台北MRTという地下鉄に乗り、台北市に入りました。
台湾は台北市のルックホテル
私たちが台北市で宿泊したホテルは「LOOK HOTEL」というホテルです。
個性的な看板が特徴です☆
12階建ての建物で室内は清潔かつモダンな感じで居心地がよかったです!宿泊料金の割りに、素晴らしい品質の部屋でした。いわゆるコスパ良しってやつです 笑
台北ルックホテルの朝食
朝食は中華のものか洋風なパンなどのビュッフェ形式のメニューでした。
洋風のメニューはあまり興味がなかったので中華メニューを撮っておきました。
中華の惣菜をおかゆに入れて食べました、ピーナッツの炒めが特に美味しかったです!
住所はこちらになります No. 8, Xiangyang Road中正区100 台北市
LOOK HOTELの公式サイトはこちらです→ https://lookhotel.tw/ja-jp
九份(チィウフェン)での観光
九份は台湾の新北市瑞芳区にある町です。
ここは金鉱として1970年代まで栄えていて、金の採掘量が減ってからは寂れていましたが、
「悲情城市」という有名な映画のロケ地となったことからまた栄え始め、
その懐古的な町の風景が魅力的であるということから注目され、
町おこしとしてその景観の中で喫茶店や御茶屋、土産物屋が建ち並んだことで一大観光地として発展したそうです。
犬が堂々と路地で寝転がっているのも印象的でした笑
日本で有名になったのはやはりスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋」の舞台に似ているからということからでしょう。
スタジオジブリはその件に関しては公式には否定しているそうですが
偶然?それとも故意なのかは定かではありませんし、ジブリと九份両方の見解が一致しません
ので追求しても意味はありませんが(九份の数店舗が千千尋のロケーションだとしてすでに表記していたりする看板が見受けられた)
数ある街並みのモチーフの一つとして映画の作り手の潜在意識に自然と刷り込まれていたのかもしれません。
そのうちの有名なお茶屋さんでお茶をしました。「阿妹茶楼」とういう有名なお茶屋さんで、
かなりの歴史があるそうです。外観は赤い中華風のお馴染みのランタンで飾られ、
中にも骨董品的な価値のあるお面などの飾りのある伝統的な木造の建物の雰囲気はどこか懐古
的で素晴らしかったです!ちなみに千と千尋で「甘いお茶」という看板があるシーンがあった
気がします 笑店内で中華風のお茶と菓子のセットをに味わいつつ休憩できてよかったです!
ところで「茶楼」とは中国の広東を起源とする中華式のレストラン、喫茶店の意味だそうです。
猴硐(ホウトン)での観光
九份からタクシーで移動すること約10分、炭鉱の村であった 猴硐(ホウトン)に着きました。
このホウトンはかつて炭鉱やその炭鉱からの石炭の物流などの拠点として栄えていたそうですが、
炭鉱が閉山後、猫の村として売り出したところ人気の観光地となったそうです。
炭鉱内部の木製の柱などのネズミ被害による炭鉱の崩落などの重大事故を防ぐために、
猫の放飼が導入され自然と増えて行ったそうです。その猫たちは現在は100頭ぐらいに増えて
いて、放飼にされています。確かにネズミはなんでもかじるし、ウチでもビニールをかじられ
たりしたことがあるので炭鉱内部の柱ともなれば、かじられるのはとても怖いですからね、
猫様様でしょう!!猫が村の公共の場所などでゴロゴロ寝転んでいたりして観光客が撫でたり写真を撮ったりしていてのどかな光景でした。
他にも猫モチーフの看板や人形などの展示物がそこら中にあり、まるでアミューズメントパークのようで楽しかったです!
他、炭鉱に興味のある観光客のために昔、炭鉱の業務のために使用されていたトロッコの乗車ツアーや炭鉱に関する展示コーナーもあります。
ホウトン猫村は猫好きにとっては台湾観光だけではなく、「猫と触れ合えることができる」というとてつもなく贅沢な場所でしょう☆
台北市内観光
二日目は台北市内をぶらりと観光しました。
台北201や、ショッピングモール、雑居ビルなどの近くを回遊しました。
台北のダウンタウン
台北のダウンタウンは日本の渋谷、新宿、銀座を組み合わせたかのような街並みです。
特に台北101がある台湾 台北市 信義区はそんな雰囲気でした。その台北101は展望台付きの
内部は高級ブランド品店が立ち並ぶ商業施設でした。さらにここら辺は他の商業施設が隣接し
イルミネーションが灯され、とてもきらびやかな様相です。
その一角に日本のJRグループのアトレを見つけました。テナントの一つにはカルディが。
「ここにおったか、アトレとカルディ!!」というような日本にいるような錯覚を受けました 笑
台北夜市と台湾グルメ
そして、台湾の夜市行ってみました。
もちろん、グルメの食べ歩きもしました。屋台の食べ歩きが好きなのでとても楽しみにしていました☆
台湾 台北市 大安区 通化里106で行われていた饒河街観光夜市でした。
うずらの卵フライや中華卵スープ、餃子、海鮮オムレツ、ホットドッグのような品などいろどりみどりでした!!!
・このウズラフライがお気に入りです☆
日本でもポピュラーなディンタイフォン、胡椒餅なども食べれて良かったです。
どちらも日本人観光客に大人気で、並んでいる人たちがいました。
ディンタイフォンは日本にも支店がありますし、胡椒餅屋は日本のメディアにもとりあげられていました。
台湾料理はやっぱり中華の起源だろうからミックススパイス、ウーシャンフェン(五香粉)のような香りが漂っていました。
他、台湾のローカルな食堂にも行ってみました。家庭的な感じで安いので、おすすめです。
台北で見かけた日系企業
台湾には日本の企業の進出が多く、看板が目立ちました。
CoCo壱番屋、吉野家、サイゼリア、紳士服のAOKI、ユニクロ、無印良品、カルディ、明光義塾、三越グループの新光三越(台湾の新光グループとの提携百貨店)など
名だたる日本の大企業の支店や看板があります。個人的に驚いたのは、日本の進学塾である明光義塾があったことです。
日本式の塾として台湾のお受験業界へと取り入れられているんでしょうか!!!
台湾総督府
最終日は台湾総督府見学に行き、公園でのんびりと過ごしました。
台湾総督府は厳重な警備でして警察官が周囲に配置されていました。
こちらであの蔡英文さんが執政されているんだなと日本の国会議事堂とはまた違った雰囲気で、台湾の政治の中心地として迫力がありました。
台北の二二八和平公園
小さな池のある公園でした。ここは台湾の歴史的な悲劇である「二二八事件」の追悼のため、
日本統治時代に建設された台北新公園に後に追悼碑が建てられ、この事件の記憶を忘れさせないため「二二八和平公園」と改定されたそうです。
二・二八事件(ににはちじけん)は、1947年2月28日に台湾の台北市で発生し、その後台湾全土に広がった、中国国民党政権(外省人(在台中国人))による長期的な白色テロ、すなわち民衆(当時はまだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と日本人)弾圧・虐殺の引き金となった事件
引用元:Wikipedia
そのような「悲劇の象徴」として登録されている公園ではありますが、
悲壮感漂う雰囲気は全くなくのどかで人々の憩いの場所でした。正に都会のオアシス。
ここのベンチで市場で買った切ってあるマンゴーを食べながら、くつろいでいました。
野生の黒いリスが人々に寄ってきていました、餌付けされているからあまり警戒心がないので
しょうね。この変な鳥はなんなのか知りたいです、歩いている動きがゆっくりとしています 笑
この鳥も人間にはあまり警戒心がなかったです。
他、正門入り口近くに蒸気機関車が展示されています。1872年から1895年に日本の東京ー横浜間を走っていた機関車が台湾に輸送され使用されていたものだそうです。
そもそもニニ八事件による台湾の悲劇的な歴史の背景を知らず、偶然ふらっと立ち寄っただけ
の公園でこのような歴史を学ぶことになるとは思いもしませんでした。
近くて親日の国の重大な出来事なのに、世界史の教科書にも書かれていなかったこの事実を知
るきっかけとなって良かったです。観光として楽しむだけの旅行ではもったいないなと感じました。
まとめ
たった3日間の旅でしたが、台湾は台北近辺をエンジョイすることが出来て最高でした。
他にも台南市や亜里山などもっと台湾の南の方にも行ってみたくなりました。
日本から気軽に行ける海外旅行は台湾に決まり!日台友好万歳!!
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