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フェンネルとは
魚料理などでよく使われるさわやかな風味のスパイスの一つです。
フェンネルの原産地
フェンネルの原産地はヨーロッパの方の地中海沿岸と言われています。
フェンネルの呼称
フェンネル(英名:Fennel)は、
和名:茴香(ウイキョウ)小茴香(ショウウイキョウ)
フランス名:fenouil(フヌイユ)
イタリア名:finocchio(フィノッキオ)
などと呼ばれています。
フェンネルの主な植物学上の分類と外観
フェンネルはセリ科のウイキョウ属という分類です。
学名をFoeniculum vulgareといいます。
そしてセリ科と言えば、ニンジンの仲間です。
同じセリ科のニンジンは発芽しずらく、水分が重要で保湿されていないと上手く発芽しません。
そのため、私もニンジンの栽培では毎年苦労しています 笑
フェンネルの外観の特徴は葉っぱであり、
少し葉の形が細いということ以外は、ニンジンの葉っぱととてつもなく似ています!!
フェンネルの絵
引用元:wikipedia
フェンネルの食用としての利用される部位
フェンネルの食用部位は、
葉と種になりますが、イタリアでは「フローレンスフェンネル」という品種のものがあり、
これは根元が太っているのですが、その根元を食べるための品種です。
フローレンスフェンネル
フェンネルが使用されている料理等や風味の特徴
フェンネルは「フィッシュハーブ」と呼ばれ、魚料理などに使われます。
その甘く、刺激のないハッカ(ミント)のような香り、風味は魚の生臭さを消すにはちょうど良いのでしょう。
他にもその甘い香りのため、ハーブティーや焼き菓子などにも使われ、
中国のミックススパイスの五香粉にも使われます。
口臭防止のための食後のお口直しとしても最適で、
色が付いた砂糖がコーティングされたフェンネルシードがお皿に盛られて、
インド料理屋などのカウンターに置かれています。
もちろん、カレー粉の材料としても使われます。
魚のカレーに良いですよ☆
フェンネルの薬用として信じられている効能と成分
フェンネルの薬用として信じられている効果は主に、胃腸への働きで、
消化不良や健胃、腹痛などに効くと言われています。
他にも痰を取り去る効果や、視力を良くするという効果まで信じられているそうです。
フェンネルシード(種)には精油成分である、トランスアネトールという成分が含まれていて、
それが痰を取り去る効果やのどに良いそうです。
古代ローマではフェンネルが人気で、特にローマの兵士達の間ではフェンネルを持ち歩くのが盛んであったそうです。
フェンネルが使われているその他飲食物や風味の特徴
フェンネルの製品はたいていが、種子そのものとしてあったり、
コーティングされた状態の砂糖菓子が有名ですが、
フランスのお酒である「パスティス」にも使われています。
パスティス
フェンネルとの出会い
私のフェンネルとの出会いは、言わずもがな、フェンネルのコーティング砂糖菓子でした☆
あのインド料理系のレストランのカウンターにビンに入ってポツンと置かれているさりげなさ感、
けれども、カラフルなコーティングで強烈な存在感を放っていました!!
そして、お口直しに食べてみてくださいと言われ、
食べた時の口の中の爽快感!はとてもとてもとてもクセになりました。
その後、フェンネル入りのカレーを食べて合点、納得が行きました!!
今では自分で魚料理やカレーに加えて楽しんでいます☆
みなさんもこの機会にぜひ充実したフェンネル生活のため、
フェンネル大好きフェンネラーになるために、
口直し用のフェンネル菓子などから、試されてみてください☆
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