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オーバーコンフィデンスとは
オーバーコンフィデンス(over confidence)
とは日本語では、”自信過剰” という意味です。
主に、日常の中で人が自分自身に対して、過度で大きな自信をもってしまい、
他人の意見や助言を聞かなくなってしまったりすることなどを指す心理学の一つです。
他にもビジネス・投資関連などでの心理学の効果としても使用されます。
そして「自分は多数の人間の中で最も優れた人間であると感じる心理の状態」を
自信過剰バイアス(オーバーコンフィデンス・バイアス)というそうです。
オーバーコンフィデンスの具体例
人は基本的に自分が好きな生き物であると思いますが、
オーバーコンフィデンス(自信過剰)な特徴のある人はそれ以上に自分が大好きなのです。
自分が好き過ぎて、周りの人間が見えず、例え迷惑がかかろうが関係ないのです。
夜の住宅地付近などで、車やバイクに乗ってうるさい音を出して、暴走的な珍走行為をする人々もオーバーコンフィデンスなのでしょう。
そして、自慢話ばかりする人、あからさまに人を見下す人、ちょっと否定されたぐらいで怒る人、自分を押し通す人、って周りにいませんか?
私の体験談:武勇伝語りまくる、おっさんの話
私は以前、畑作業中に近所の農業経験のある退職している暇なオジサンから話しかけられ、話のせいで40分ぐらいかかってしまった経験があります。
「俺は昔、農業で独立する前、会社で営業成績No.1だった~」
「直売所で1000万円売り上げたことあるから、おまえに農業を教えてやるよ~」
などとおっしゃっておりました。
たまに、ありえないほど上から目線のおじさん、いるんですよね~。
本当か嘘かも分からない自分の成功話・武勇伝を延々としゃべられて、作業も出来ず苦痛の時間でした!
会社勤めされている方々の中には、常にこんな人間の相手をしなければならない人がいるのかと思うと、気の毒に感じます。
オーバーコンフィデンスな人が反面教師になった
今はインターネットが当たり前で、知識はすぐに手に入るので、
下手すりゃぜんぜん歳なんか重ねていなくても物事に詳しい若い方々は
けっこういらっしゃるのかと思います。
そんなことも理解しないで無駄に自慢話や無駄に説教臭い年寄りは、
若い人に嫌われてしまうのでしょう。
ただ、私はその経験が反面教師となり、教えて下さったと考えることにしています。
そして自分も気をつけようと思わさせられ、良い経験になりました☆
投資の世界でのオーバーコンフィデンス
このオーバーコンフィデンス(自信過剰)という用語は投資用語としても用いられてるそうですが、
投資を始めたばかりの初心者はオーバーコンフィデンスな状態の人が多いのでしょう。
例えば、株式投資で大して知識もなく、株式市場の状態も調べもしないのに特定の銘柄の株を買い、損をすることなどです。
特に短期間で大金を手に入れたいと思えば思うほど、危険で失敗しやすいのです。
短期的に大金を得たり、最上の結果を得ようとすることは投資ではなく、投機でありギャンブルと何ら変わりません。
強烈なギャンブルの話の漫画「賭博黙示録カイジ」の世界は非現実なのです!!
そこそこの額の投資資金を目の前にすると、人の心は舞い上がってしまいます。
そして根拠のない自信を抱き、失敗するのです。
かく言う、私もそのような経験があります。
後悔してもしきれません 笑
ちなみに当サイトは投資を推奨するサイトではございません。
私のオーバーコンフィデンス解消方法
私はオーバーコンフィデンス(自信過剰)になりそうな時には、
心の中にエメラルドブルーの透明で澄み切った綺麗で小さな池の水面を思い浮かべ、
冷静になり解消しています。
「動」の状態から「静」に移すのです。
この方法は自信をもってお伝えできる方法です。
まとめ
自信を持つことは大変良いことですが、過度で根拠のない自信は害です。
・日常で他人と接する時
・見栄をはりたくなるような時
・大金を目の前にするような状況
それらの状況の時には常に冷静になり、一歩立ち止まり、心にブレーキをきかせ、
過度で根拠のない自信を抱かないよう、精神をコントロール出来るようになることが大切なのだと考えます。
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