過剰な糖質制限ダイエット反対!!農家が考える、炭水化物と糖質制限ダイエットについての10項目

過剰な糖質制限ダイエット反対!!農家が考える、炭水化物と糖質制限ダイエットについての10項目

農家から見た炭水化物・糖質制限ダイエット

近頃、巷では炭水化物・糖質制限ダイエットが注目されていますね。

摂取する糖質を減らし、痩せて健康を保つために有効なダイエット方法として、

熱量(カロリー)制限よりも有効であるとされとても魅力的ですね。

しかし、農家の私からすれば炭水化物を取る量を減らして糖質制限のダイエットなどしていたら、

「とてもじゃないけど仕事にならないよ」という感想です。

農業は大なり小なり、力仕事が必要で体力勝負の肉体労働の職業です。

炭水化物に頼った熱消費をしなければ体が動きません。

例えば肥料の入った1袋20㎏ほどの重たいものを広さ1000平米に何十袋まかなければならない、だとか

100㎏強の重さはあり、20馬力以上あるエンジンを始動すると本体がものすごく振動する、

耕耘機のような小型の手押し運転の農業機械を操作しなければならなかったりします。

豊かで便利な時代になるにつれて、肉体労働のような大変で面倒くさいことが、

敬遠されていっていることや,

肉体労働が必要でないことが増えたことなどにより、炭水化物ダイエットが流行るのでしょうか。

そもそも炭水化物ってなに?

炭水化物とは

炭水化物(たんすいかぶつ、carbohydratesKohlenhydrate)または糖質(とうしつ、glucidessaccharides)は、単糖を構成成分とする有機化合物の総称である。非常に多様な種類があり、天然に存在する有機化合物の中で量が最も多い[1]。有機栄養素のうち炭水化物、たんぱく質脂肪は、多くの生物種で栄養素であり、「三大栄養素」とも呼ばれている。

とのことですが、

人間やその他の動物だけではなく、植物の成長にも欠かせない栄養素であり、成長に基本的に必要なものなのです。

炭水化物の成分のうち、人体で消化吸収されるものを糖質、されないものは食物繊維と分類されます。

例えば、小学校の理科の授業なんかで習ったかと思いますが、植物には「光合成」という仕組みがありますよね。

光合成とは、水と二酸化炭素を吸収し日の光のエネルギーを使って炭水化物を合成することです。

農作物では野菜も植物として、光合成を行います。

炭水化物・糖質が体内に蓄えられる仕組み

人間の体を動かす栄養素の60%は、炭水化物が占めているそうです。

炭水化物は栄養素としては三大栄養素といわれる他の栄養素である脂質、たんぱく質の中で、一番消化吸収率が早く、

食事後すぐにエネルギーとして消費される、とても重要な栄養素です。

炭水化物には糖質が含まれていて、炭水化物が含まれている食品を摂取するとすぐに

体内、胃で消化吸収が始まり炭水化物は糖質と繊維質に分解されます。

そして糖質は血液により体全体に運ばれたり、体中の筋肉を中心とした細胞や肝臓に蓄えられます。

つまり、食事をしてしばらくすると目がさえてきたり、

力がみなぎってくるような感覚は、体内で血液が糖質を体中の隅々まで運んでいるからなんですね!

そして例え数時間から数日、食事が出来なくても体を動かすことが出来るのは体内に糖質を蓄えることが出来るおかげなんですね!

脂質にも種類があって、ブドウ糖は脳のエネルギーになるためにとても重要です。

糖質が脂肪になってゆく仕組み

糖質は貯蔵先の肝臓や筋肉細胞を中心に蓄えられて行くわけですが、

その貯蔵容量を超えた場合、その分は脂肪となって体内に蓄えられます。

必要消費量以上の糖質が脂肪となって人間の体内に大量に蓄えられて行くこと=肥満になるわけですね。

重要な働きをする「インスリン」

してその糖質を脂肪に変える物質が、ホルモンである「インスリン」。

そのインスリンは血糖値といわれる、血液中の糖分の濃度も抑える働きをします。

糖尿病はそのインスリンが生み出されないことにより、血液中の血糖値が上がり、

血圧の上昇を引き起こし、血管の動脈硬化を引き起こし、

心筋梗塞などにより人を死に至らしめるという恐ろしい病気です。

炭水化物の完全消費のための一日の摂取の目安量

ちなみに、炭水化物・糖質を完全に消費するための1日の摂取量の目安はおよそ130gだそうです。

一日3食であれば1回の食事につき、茶碗半分のお米とパンなら半片だそうですが、

けっこう少ないですよね!! 

ごはん、美味しいですからね!お米好きな私には酷すぎる量であると思います。

生き物の基本の種族である植物・野菜が炭水化物を作りだすのに、人間がわざわざ取らないなんていう考え方はおかしい

植物は地球上の生き物にとって、酸素を作り出しているだけではなく、私たち動物の食料にもなるかけがえのない存在です。

その植物が炭水化物を作り出し、動物や人間はその炭水化物を含んだ食用になる植物(野菜)を摂取しているのに、

わざわざそれを健康のために取らないなんて愚かな行為だと思います。

生き物の命を繋ぐ存在である植物こそが、炭水化物を肯定しているのです。

「炭水化物を減らせ」という考え方は農家をいじめている。

炭水化物が主に含まれる農産物は米、麦、イモ類が代表的でしょう。

そしてそれらが使われる料理や加工食品はとても多いですし、それら農産物はほぼ全国津々浦々どこでも作られています。

しかし、農業の後継者・担い手不足で作る人間が減ってしまっているのに、さらに追い打ちをかけるように「炭水化物減らそう」とか「糖質制限ダイエットがー」とか言ってると、

ますますこれらの農産物の消費が減り、生産の後継者・担い手の不足に拍車がかかるのではと考えます。

無責任なメディアや、某ダイエットインストラクターだとか、某栄養関連の専門家の発言は日本の農業の未来に悪い影響を与えることがあると考えます。

農家の健康法

「炭水化物を減らせ!の呪いの呪文」に負けないようにするために、農家として私自身、炭水化物・糖質制限のダイエットについて考えたりしています。

それは、簡単にいうと、米なら朝は茶碗一杯はお米を食べ、昼は茶碗半分、夜は茶碗半分という具合です。

日中、起きている時間はエネルギー摂取を心がけ、寝る前には減らすという簡単な方法です。

そしてお日様の下、畑でひたすら農作業!常にカロリーを消費します。

夕方から夜にかけて食事をとる量を減らし炭水化物・糖質を取らなければ、減らせば朝方にお腹が減りやすくなります。睡眠中に胃の働き過ぎを防ぎ、疲労させないためです。

それでもどうしても、炭水化物・糖質をたくさん取らなきゃ我慢出来ない!という衝動に駆られる人は繊維質やタンパク質をたくさん取れば良いのではと考えます。

やっぱり、健康は食生活+運動

米や麦、イモ類にも食物繊維は含まれていますが、それ以外の野菜などから取れば良いのです。

例えば、キャベツには食物繊維が多く、食べていると胃が満たされてくるのが分かると思います。

私は炭水化物・糖質を制限することよりも、糖質はしっかり取りつつ、野菜をしっかり食べて繊維質をとり、胃の満腹度を高めることが重要だと考えます。

食事の取り過ぎがダメだということは当然ですが、逆に「炭水化物・糖質を全く取らない」という、過剰な炭水化物・糖質制限のダイエットも良くないと思います。

デスクワーク中心の職業の方には悪いですが、やはり有酸素運動をすること、つまり体を動かすことも重要なのです。

有酸素運動に関しては、歩いたりする等、自分自身の努力次第であると考えます。

なんていうか、晴れた日にお日様の下、運動しながら汗をかいている光景、それだけで十分さわやかに見えますしね☆

しかし、もし、過剰な炭水化物・糖質制限ダイエットをしている人がいたら、それをやめて普通の食事を心がけ、面倒くさがらずに、しっかり運動して行けばよいのではないのかな、と思います☆

 

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