「田舎で実践1」ミニマリズムと断捨離!!巷で良く聞く「ミニマリズム」や「断捨離」。都会じゃなくて、田舎で実践した方が良いと思う理由

「田舎で実践1」ミニマリズムと断捨離!!巷で良く聞く「ミニマリズム」や「断捨離」。都会じゃなくて、田舎で実践した方が良いと思う理由

最近よく耳にするミニマリズムや断捨離

最近流行りの「ミニマリズム」や「断捨離」。

確かに生活する上で必要最低限の物だけをそろえたり、ただただ人の悪口を言い合って愚痴るだけの人間関係の断捨離は賢いと思います。

私は「ミニマリズムや断捨離」は賢く、素晴らしい考え方だとは思いますし、

決して否定はしません。

しかし、最近都会で生活する上でのミニマリズムや、断捨離を実践している人たちの映像を観ていて私は憂鬱になってしまいました。

六畳一間ぐらいの部屋で

それは30代後半くらいの独身男性が一部屋が六畳一間ぐらいのアパートに住み、

「必要なものは布団と洗濯機とテーブルとパソコンとスマホ。服はコート、ズボン、セーター2、3着、下着はちょっと多いくらいで定期的に買い替える」

といった具合にミニマルに断捨離な生活をしているという映像。

実際は賢く生活しているのであるしそう思えなくもないのですが、

観ていて憂鬱になってしまいました。

なぜかというと、その映像からは

中高年の独身男性が似たような六畳一間のアパートで、孤独死してしまっているというニュース映像を思い起こさせられてしまったからです。

ミニマリズムや断捨離が表す日本の負の側面

最近、エコノミストの森永卓郎氏の大学でのゼミの生徒について話を聞き、

森永氏の生徒が

「1ルームアパートに住んでいて、休日の楽しみはアルバイトから帰ってきて、寝転がってスマートホンをいじくることが唯一の楽しみ」

という話を耳にしました。

田舎に住んでいる自分としては「都会でのそんな憂鬱な暮らしは嫌だなー」と思わさせられる話でしたし、

「まだ若いんだから希望に満ち溢れていてもいいんじゃないか」と思うのに、

いかにも孤独そうな感じ(そうしなければならない背景は別として)が

悲しいことだなと思わさせられました。

森永卓朗氏の著書

現代の日本(特に都会)では人で賑わっていて物が多く、情報があふれていますが、

それは一見、便利だったり活気があるように見えるものなのかもしれません。

しかし、それに反してミニマリズムや断捨離が、トレンドになってきているのだとすると、

それは皮肉なことなのではないかと感じます。

はっきりとは言えませんが高齢化に伴う人口減少と経済の衰退を表し、

さらに人々のコミュニケーション能力の低下や、未婚率の増加をも表していると思います。

物質的には豊かになり、コミュニケーションすらスマートホン一つで出来てしまう時代。

それが逆に

「物が溢れること」→「物に対するありがたみが薄れ、感じなくなる」

「情報が多いこと」→「混乱してしまい、時間を無駄に使ってしまう」

「コミュニケーションすらスマートホン一つで出来てしまう」→「人と話すことが面倒くさくなる」

ミニマリズムや断捨離はデフレで景気が良くなく、貧困化する日本の世相や、

独身の一人暮らしの人々の中の、自分中心にしか考えられない人たちの思考も表していると思います。

「自分には時間もお金も土地(スペース)もない、だから無駄な物事に関わりたくない。だから断捨離してミニマリストになろう」

「結婚なんて経済的に難しい、そもそもパートナーと過ごすと自分の時間が取れない、いや、もったいない。だから断捨離してミニマリストになろう」

「高齢化社会で将来、年金すらもらえるかも不安。だからお金は使いたくない、ただただ節約だ」

賢く、スマートであるはずのミニマリズム・断捨離の爽快なイメージからはかけ離れ、

これらは孤独感や悲壮感すら漂っている感じがします。

そんな孤独感や悲壮感漂う都会でのミニマリズム・断捨離暮らしはやめて、

田舎で実践してみてはどうかと思いました!

そうだ、田舎で暮らして物質的に断捨離・ミニマリストになろう

田舎で暮らすことは買い物などの交通面で、最低限は車が必要であったりと

自家用車の必要のない都会で、実践出来るようなミニマリズムや断捨離の生活は出来ません。

田舎で暮らすため最低限に必要な物と、最低限の近所のお付き合いや役所の人々との人間関係も必要です。

しかし、これからの日本の社会は少子高齢化による人口減少で特に地方ではどんどん人材が必要とされ、活躍の場も広がっていくのでしょうし

社会人として一般常識があり、あいさつ等当たり前のことさえ出来れば田舎でも大丈夫であると思います。

それに土地は安いし広いし、物価も安い。

何より、インターネット環境さえあれば情報収集やビジネスなどでも困難ではないと思います。

都会では出来ないような、

農的な暮らしや、仕事では農業や林業、場所によっては漁業、

それにゆったりとしたカフェや雑貨店などが出来るかもしれませんよ☆

例えば私のように専業でも兼業でもいいから農業をやるとか、農的な生活でも良いかと思います☆

休日は自分が育てた野菜で、例えば

サツマイモを裏庭で焚き火に当たりながら、焼き芋をやってみたりとか最高じゃないですか!!!

車だけではなく、もちろんそのようなactivity(活動の意味)には

ホームセンターで手に入るような資材だとかも必要になってくるとは思います。

ですが、必要なものと言えば工具とか

実用的なものばかりで一生使えるものであれば全く無駄ではないと思いますし、

落ち葉や薪の木のような天然資源山・林さえあれば取りたい放題です!!!

それに、例えば生ゴミだとかを再利用して、畑の野菜の肥料にするために、

コンポストで堆肥にしたりだとか食の循環の環境が自分の手で創れるのですよ!!

都会にいるとコンビニなんて当たり前だし、スーパーマーケットも近く、

外食店も多いし近いしなんでも「お金を払えば」手に入るかもしれませんが

それは結局、目に見えない人件費や運送費などのもろもろの経費が含まれていて、

支出していることになるし、都会への配送時間等による鮮度劣化を防ぐための、

品質保持のための添加物が含まれた食べ物ばかりを取らなくてはならないことなのであると思います。

ミニマリズムや断捨離を都会では実践していけるのでしょうが、生活面では全て「お金」が必要であり、

「食」という面では「お金」に完全に依存することになります。

結論

都会でのミニマリズムや断捨離を実践するより、

豊かな自然溢れるのどかな田舎で、自給自足的なことをしつつ実践したほうが心身ともに健康的になれると考えるのでおすすめです☆

そして次回の記事、

「田舎で実践2 自給自足的な田舎暮らしで最低限な物を挙げてみた」にて

田舎での自給自足的な暮らしに必要な物を書きましたので、どうぞご覧ください☆

 

「田舎で実践2」自給自足的な田舎暮らしで最低限必要な物を挙げてみた。

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macoo777
農家 スパイス・カレー農業ブロガー、猫信者。

大学卒業後、社会人としては主に販売職を経験し、その後農業に興味をもち埼玉の片隅で新規就農。

屋号を「ふらっと農産」と命名し

埼玉県の片隅で個人でたった一人でフラフラっと農業をやっております。

いわゆる「しょぼい起業」の一種です。

過度には考えすぎず人には押し付けず

「楽しく!気楽に!偏らずに!」健康に気を使い、食を考え追求して行くこと」がモットー。

意識真ん中な人間です。

最近は盆栽や鉢植え、多肉植物も育てています!!

ベトナムが好きで、日越友好の架け橋を目指す。
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