クミン「基本の香り付け」
クミンはスパイスカレーの基本の香り付けに必要なスパイスです。
強い香りでほろ苦く辛味もあり、スパイスカレーの基本の香りであるのでいかにもカレーを思わせる香りがします。
エジプト原産のセリ科(ニンジンの仲間)の一年草です。肝機能障害や食欲不振や下痢に良いそうです。
アジア以外でも中南米、アフリカ、中近東など世界中で幅広く使用されカレー以外の料理でも使用されています。
例えば、アメリカのチリコンカンやアフリカのクスクスなどです。
主な使い方は始めのスパイスとして調理の最初に油で炒め香りを出します。
カレー2人分ぐらいの分量には小さじ一杯ぐらいが良いでしょう。
焦がさないように軽く茶色になるまで軽く炒めます。
クミンはパウダー(粉)とのシード(種)がよく売られていて迷うかと思いますがシードの方が本格的に作れる感じがします。
私は毎回、油で炒めたクミンの香りにはとても食欲を刺激されています!
カレーだけに使うにはもったいないスパイスであると思います。
おすすめクミンシード↓
ターメリック・パウダー「色付け」
ターメリックは日本ではウコンと呼ばれ、あの酒飲みのための栄養ドリンク「うこんの力」の原料です。
黄色い色味は「クルクミン」で正に一般的なあのカレーの色味を出すには必要不可欠です。
それに独特の土臭い香りも風味を出すための要素として関わっています。
クルクミンは「うこんの力」で期待されている効果としてはアルコールの中和・分解作用があり肝機能を良くし、ガン予防等に効果があるそうです。
様々な健康的な効果が期待されているウコンですが、
ウコンは料理に入れ過ぎるとその独特の土臭い苦みが強くなったり、摂取しすぎると逆に肝臓へ負担がかかるそうですので注意が必要です。
カレー2人分ぐらいの分量には小さじで半分か一杯ぐらいが良いでしょう。
ちなみに私は畑で栽培をしたウコンを加工しオリジナルのウコンパウダーとカレールゥを開発したことがあります!!
おすすめターメリックパウダー↓
コリアンダー「香り付け」
別名「パクチー」「香菜」。香菜は葉の部分だけを意味するそうです。カレーでは種子の部分をスパイスとして使用します。
種子は爽やかな香り、葉はタイ料理などを食べた経験のある方ならすぐ分かると思いますがかなり独特な香りをしています。
肝機能障害や風邪や炎症の和らげたりする効能があるそうです。カレー2人分ぐらいの分量には小さじで一杯半か二杯ぐらいが良いでしょう。
今まで出会った人たちでよく「パクチーは苦手!」という人がけっこういましたが、
それは葉の部分が苦手なのであって、そんな人たちでも種子の方なら受け入れられやすいかと思います。
コリアンダーの香りはカレーそのものの全体の調和を決定づけると思います。
おすすめコリアンダーパウダー↓
レッドチリペッパー「辛味付け」
日本人にはお馴染みの唐辛子の粉末です。別名「カイエンペッパー」とも呼ばれています。
唐辛子はナス科として分類され、スパイスとしての唐辛子としてだけではなく、
分類では野菜としてもピーマンや甘長とうがらし、パプリカ、シシトウ等もこの仲間です。
激辛の唐辛子の品種である「ジェロキア」の収穫は命がけでその強烈な辛さにより、皮膚や目(直接付いたら失明の恐れ!)鼻に炎症が起きるとのことで、
大汗をかきながらも防護服や防護マスクを着用しての収穫作業が有名です。
基本的にカレーには辛味が必要だと思いますがカレーに限らず、
唐辛子の辛味の成分はカプサイシンであり摂取されると脳の内臓感
発汗作用により体の新陳代謝を高めて痩せるための効果が期待されていて、
おすすめレッドチリペッパーパウダー↓
スパイスの分量はお好みの分量で
これらの基本の4スパイスの分量は好みや食材によって調節されるべきですが、
ターメリックは入れ過ぎると苦くなってしまいますので注意が必要です。
これらスパイスカレーの基本の4スパイスは調理で使う量も多いため、常備しておくことをおすすめします☆
プラスでミックススパイスであるガラムマサラも食べるときに風味をだすために使ったりと、あると便利です!
おすすめ まとめて使いやすいセットで!スタータースパイスセット(ガラムマサラ付き)↓
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